●無駄な運転をスマートフォンでストップ!
●降雪センサ・エコⅡで省エネ自動運転
●降雪有無・路面温度などの運転情報を把握して、適切な運転操作が可能!
●マンション・アパート等のオーナー様に最適なシステム

システム構成

ロードヒーティング遠隔監視システムは、

① ロードヒーティング設備を動かす降雪センサ・エコⅡと、
② インターネットと接続するモバイルルーターと、
③ 融雪路面を撮影する監視カメラ

の3つを④端末コントローラーに接続した構成です。

お手持ちのスマートフォンで、インターネット経由で遠隔監視システムに直接アクセスして、降雪センサの情報と監視カメラの画像をスマートフォンの画面に表示し、ロードヒーティング設備の運転操作が離れたところから出来ます。

201204.遠隔監視システム システム構成図

システム紹介記事(株式会社アイ・オー・データ機器様 2019年3月取材)

https://www.iodata.jp/biz/case/2019/01/index.htm

降雪センサ・エコⅡと遠隔監視システムで省エネ運転ができる3つの理由!

降雪センサ・エコⅡで、

1. 路温状態により遅延運転時間を短縮!
2. 小雪を検知しないようにする降雪検知遅延機能!

さらに、

3. 遠隔監視システムで、スマートフォンから無駄な運転を停止できる!

降雪を検知してロードヒーティング設備を自動的に動かす一般的な降雪センサは、降雪終了後に一定時間運転する遅延運転機能で、降雪中の融雪運転で融かしきれなかった残雪発生を防止しています。
この遅延運転の時間設定は、厳寒期でも雪が融けるように、12月や3月の温かい時期と比較して長く設定しています。
この遅延運転時間を短く設定すると、厳寒期の大雪時に雪の融け残りが発生する弊害があります。
降雪センサ・エコⅡは、降雪時の路温状態により自動的に遅延運転時間を設定する2ステップ遅延タイマー機能で12月や3月の温かい時期の遅延時間を短縮し、また融雪の必要がない小雪を検知しないようにする降雪検知遅延機能等で、省エネ運転が可能です。

遠隔監視システムは、この降雪センサ・エコⅡの省エネ機能と、スマートフォンから融雪の必要のないときの運転停止操作等で、運転時間を削減できます。

運転時間の削減 事例1

2018年度に札幌市白石区内で行った運転時間の比較です。

他社の降雪センサで自動運転したマンションAと、降雪センサ・エコⅡの省エネ運転と遠隔監視システムに接続したスマートフォンでこまめに運転停止操作を行ったマンションCとでは、ロードヒーティングの運転時間が半減した事例があります。

降雪センサの情報で高度な運転操作

・スマートフォンから、降雪有無・外気温度、路面温度などの情報を手軽にチェックできる!

降雪センサの降雪有無・外気温度・路面温度などの運転情報を、スマートフォンで見ることで、高度な運転停止操作が出来るようになります。

下図は、降雪中にロードヒーティングを停止しているスマートフォンの画像です。
日中で外気温度が0℃と高く、停止前の融雪運転で路面が露出し地中温度が20℃と高いため、降っている雪が融けると考えて運転を停止している例です。このように降雪センサの情報により節約操作ができます。
また2月中旬から3月にかけては、日射熱により路面が温められて雪が自然に溶けやすいため、日中は、スマートフォンでロードヒーティングを運転停止し、節約しやすい時期です。

運転時間の削減 事例2

下記スマートフォン画像は、2019年3月22日深夜から23日朝6時過ぎまで積もった雪を、7時35分から2時間の追加運転を行ったものです。
別途調査した記録からこの日は、運転開始前4時間、運転中に1時間の合計5時間の降雪がありましたが、この操作で運転時間を3時間分節約できました。

注意)この方法は1月でも可能ですが、こまめに融雪状況を確認しながらの操作が必要となります。

7時35分 2h追加運転開始

10時50分 運転停止後

運転停止 2時間後

システムの導入費用は?

導入費用は、システム費+工事費の構成となり、毎年ヒルコネット利用料+お客様のスマホ利用費が必要となります。
スマートフォンからインターネットまでのスマホ利用料は、お客様のスマホ契約を利用できるので追加費用が発生しません。
インターネットと遠隔監視システム間は、docomo社LTE回線を利用しているヒルコネットの利用料が必要です。
ヒルコネットの利用料は、年間契約で15,400円/年(税込)となります。

マンション・アパートの状況により工事費用等が異なりますので、お気軽にお問合せ願います。

カタログダウンロード

※こちらのシステムは札幌市近郊、旭川市、青森市近郊に対応地域が限定されております。